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秀英舎のよもやま話~人材不足~

皆さんこんにちは!

株式会社秀英舎、更新担当の中西です!

 

~人材不足~

 

荷揚げ業は、建設現場において欠かせない仕事です。石膏ボード、木材、建材、床材、サッシ、設備機器、断熱材、内装材、重量物など、現場で必要となる材料を指定された場所まで運び込む役割を担っています🏗️✨

建物は、材料が現場に届くだけでは完成しません。必要な材料が、必要なタイミングで、必要な場所に運ばれて初めて、大工工事、内装工事、設備工事、仕上げ工事などが進みます。つまり荷揚げ業は、建設現場の流れを支える重要な仕事です。

しかし、荷揚げ業界には大きな課題があります。その一つが、人材不足と定着率の課題です。

荷揚げ業は体力が求められる仕事💪

荷揚げ業は、体を使う仕事です。建材は一つひとつが重く、長さや大きさもさまざまです。石膏ボードや木材、フローリング材、キッチン部材、タイル、設備機器など、現場によって運ぶものは変わります。

現場によっては、エレベーターが使えない、階段で運ばなければならない、搬入口が狭い、通路が複雑、搬入時間が限られているといった条件もあります😥

そのため、荷揚げ業には体力だけでなく、段取り力や判断力も必要です。どう持てば安全か、どの順番で運べば効率が良いか、壁や床を傷つけないためにどう動くか、他の職人の作業を邪魔しないようにどう搬入するか。こうした現場対応力が求められます。

単純な力仕事に見えるかもしれませんが、実際には建設現場の流れを理解したうえで動く専門的な仕事なのです。

若い人材が集まりにくい理由👥

荷揚げ業は、未経験から始めやすい面があります。しかし一方で、若い人材が長く定着しにくいという課題もあります。

理由としては、仕事に対して「きつそう」「体を壊しそう」「危険そう」「将来性が分かりにくい」というイメージを持たれやすいことがあります。

確かに、荷揚げ業は楽な仕事ではありません。重い材料を運ぶため、体力が必要です。夏場は暑く、冬場は寒い現場もあります。階段搬入や長距離搬入が続くと、身体への負担も大きくなります。

しかし、荷揚げ業には大きな魅力もあります😊

体を動かして働けること。
頑張りが現場の進行に直結すること。
短時間で集中して成果を出せること。
建設現場の多くの職人から頼りにされること。
経験を積むことで効率よく安全に運べるようになること。

こうした魅力をきちんと発信することが、人材確保には欠かせません。

人材不足が現場に与える影響⚠️

荷揚げスタッフが不足すると、建設現場全体に影響が出ます。

材料が予定通り搬入されなければ、職人が作業を始められません。大工がボードを貼りたくても、ボードが所定の階に届いていなければ作業できません。内装職人が床材を使いたくても、材料が現場に上がっていなければ工程が止まります。

荷揚げが遅れると、現場の待ち時間が増え、工程全体が乱れる可能性があります。特にマンションや大型施設、商業施設などでは、各業者の作業時間が細かく決まっていることも多く、荷揚げの遅れが大きな問題になります💦

つまり、荷揚げ業の人材不足は、荷揚げ会社だけの問題ではなく、建設現場全体の生産性に関わる課題なのです。

定着率を高める職場づくりが必要🌿

人材不足を解決するには、採用するだけでは不十分です。入社した人が長く働ける環境を整えることが重要です。

荷揚げ業では、体への負担が大きいため、無理な働き方を続けるとケガや離職につながります。適切な休憩、無理のない人員配置、現場ごとの作業量管理、体の使い方の教育、安全装備の支給などが必要です。

また、若いスタッフにとっては、将来の見通しも重要です。

「ずっと重いものを運ぶだけなのか」
「経験を積んだらどんな役割になれるのか」
「現場リーダーや管理側に進めるのか」
「収入は上がるのか」

こうした不安に答えられる仕組みがあると、定着しやすくなります😊

現場リーダー、職長、搬入管理、スタッフ教育、営業、施工管理補助など、キャリアの道を示すことも大切です。

未経験者への教育が重要📘

荷揚げ業は、未経験者でも始められる仕事ですが、正しい教育がなければケガや事故につながります。

材料の持ち方、持ち上げ方、声かけ、階段での運び方、複数人での連携、養生の確認、搬入経路の確認、危険箇所の把握など、基本を丁寧に教える必要があります。

特に新人は、無理をしてしまうことがあります。重いものを一人で持とうとしたり、急いで階段を上がったり、周囲確認をせずに運んだりすると危険です。

「早く運ぶこと」よりも「安全に運ぶこと」が大切です🛡️
安全な作業ができる人材を育てることが、荷揚げ業の信頼につながります。

まとめ💪

荷揚げ業における人材不足と定着の課題は、業界の未来を左右する重要な問題です。

荷揚げ業は、建設現場の材料搬入を支え、各職人の作業をスムーズに進めるために欠かせない仕事です。体力が必要な仕事である一方、段取り力、安全意識、チームワークも求められる専門性の高い仕事です。

これからの荷揚げ業には、仕事の魅力発信、未経験者教育、働きやすい環境づくり、キャリア形成、適正な評価が必要です。

建設現場を止めない。
職人が作業しやすい環境をつくる。
安全に材料を届ける。

その役割を担う荷揚げ業は、現場を支える縁の下の力持ちです🏗️✨