
皆さんこんにちは!
株式会社秀英舎、更新担当の中西です!
建設現場の中で、人知れず現場の“基盤”を支えるのが揚重業者です。資材の搬入・配置というシンプルなようで高度な業務には、「事故のリスク」「工程の遅延」「品質低下」など、多くの課題が潜んでいます。
揚重作業を行う際に特に注意すべきポイントを、実務の視点から深掘りしてご紹介します。
日々の作業前に「何が危険か」を予測し、共有する
初見の現場では特に入念な確認が必要
安全靴・ヘルメット・軍手・反射ベストの着用
クレーンや台車、リフト等の工具類の点検
玉掛け、吊具の破損や摩耗のチェック
雨天や凍結による滑りやすさへの対応
凹凸の多い現場では歩行ルートも要注意
合図や声かけを怠らない:一人で動かず、周囲との連携が最重要
クレーン操作中や狭所での作業時は合図者の指示に絶対従う
腰を曲げずに「膝を使って持ち上げる」基本姿勢
片寄った荷重・不安定な持ち方は転倒や腰痛の原因に
通路の確保、障害物の除去
同時に複数班が作業する場合は搬入ルートの分離が理想
資材の仮置き・仕分けは正確な位置に
指示を自己判断で変更せず、必ず確認を取る
電気・内装・設備職と作業時間や動線が重なるケースあり
お互いの作業を尊重し、干渉・破損リスクを減らす調整が必要
長尺物や重量物の転倒防止策(木当て、テープ固定)
雨天時の養生(シート・カバー)による材料保護
無駄な待機時間を防ぐには、搬入順・時間の把握が不可欠
運搬車両やリフトとの連携もポイント
作業内容に応じて、体力・熟練度を見た役割分担
初心者は経験者のサポート下で作業させる
慣れた作業ほど気を抜かず、毎回慎重に
「ちょっとだけ」「あとでやる」が重大事故の原因に
長時間作業や炎天下・寒冷下では、体調管理が最優先
無理をしない。報告・相談を怠らない文化が大切
そして弊社では一緒に働く仲間も募集をしております♪
お問い合わせはお気軽に♪
皆さんこんにちは!
株式会社秀英舎、更新担当の中西です!
【現場を動かす“縁の下の力持ち”】
高層ビル、商業施設、マンション、イベント会場――これらの空間が完成するまでには、さまざまな作業が組み合わさっています。その中で、目立たないけれど極めて重要なのが「揚重(ようじゅう)」という作業です。揚重業者は、建設現場に資材を運び込み、作業効率や安全性を支える“縁の下のプロフェッショナル”なのです。
今回は、揚重とは何か?その社会的背景と専門性、そして現場での役割について深く掘り下げてご紹介します。
「揚重」とは、建設現場において建材・機材・資材を指定の場所に搬入・搬出・配置する作業のことを指します。単なる“荷物運び”ではなく、**重量物や大型資材を“安全かつ効率的に運搬する専門作業”**です。
仮設資材や内装資材の搬入・搬出
建設現場の階層間での資材移動
エレベーターやクレーンを用いた荷揚げ作業
作業後の現場清掃・整備
資材が所定の位置に時間通り届かないと、内装・設備工事が進まない
建設全体の工程管理に直結する“基盤業務”
重量物や長尺物は取り扱いを誤ると重大事故につながる
専門業者が“適切な搬入手順”を知っていることで現場全体が安全に
左官、配管、電気、内装など各工種の作業を“スムーズに始められるよう段取り”をする役目
搬入経路の確認と最適な順番の組立て
資材の種類による持ち方・置き方の工夫
他作業者とのタイミング調整
小型移動式クレーン、玉掛け、高所作業車などの操作資格
建築現場での安全衛生講習・KY(危険予知)活動への参加
技術職・施工管理に比べて注目度が低いが、建設現場に不可欠な作業
若者・外国人技能実習生の受け入れで担い手の確保が課題に
超高層建築の資材搬入は計画と実行の高度なバランスが求められる
建材の大型化・重量化により、揚重の重要度はさらに増している
自動搬送ロボット、昇降式台車などの導入が進む
ただし、現場ごとの柔軟対応や判断力は人間にしかできない部分も多い
建設現場で“あって当たり前”の資材が“誰によって、どうやって”運ばれているのか
その見えない努力を担う揚重業者こそ、現場のリズムを作る存在です
そして弊社では一緒に働く仲間も募集をしております♪
お問い合わせはお気軽に♪