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秀英舎のよもやま話~注意点~

皆さんこんにちは!

株式会社秀英舎、更新担当の中西です!

 

【安全・正確が命】揚重業者が現場で必ず守るべき注意点とは?

建設現場の中で、人知れず現場の“基盤”を支えるのが揚重業者です。資材の搬入・配置というシンプルなようで高度な業務には、「事故のリスク」「工程の遅延」「品質低下」など、多くの課題が潜んでいます。

揚重作業を行う際に特に注意すべきポイントを、実務の視点から深掘りしてご紹介します。


1. 基本は“安全第一”作業前の点検と準備

■ KY活動(危険予知)の徹底

  • 日々の作業前に「何が危険か」を予測し、共有する

  • 初見の現場では特に入念な確認が必要

■ 装備の確認

  • 安全靴・ヘルメット・軍手・反射ベストの着用

  • クレーンや台車、リフト等の工具類の点検

  • 玉掛け、吊具の破損や摩耗のチェック

■ 天候や足場状態の確認

  • 雨天や凍結による滑りやすさへの対応

  • 凹凸の多い現場では歩行ルートも要注意


2. 揚重中の注意点:動作の“基本と確認”

■ 声かけと連携

  • 合図や声かけを怠らない:一人で動かず、周囲との連携が最重要

  • クレーン操作中や狭所での作業時は合図者の指示に絶対従う

■ 姿勢と持ち方

  • 腰を曲げずに「膝を使って持ち上げる」基本姿勢

  • 片寄った荷重・不安定な持ち方は転倒や腰痛の原因に

■ 作業動線の確保

  • 通路の確保、障害物の除去

  • 同時に複数班が作業する場合は搬入ルートの分離が理想


3. 搬入先・設置時の注意点:配置精度と周囲確認

■ 搬入指示の厳守

  • 資材の仮置き・仕分けは正確な位置に

  • 指示を自己判断で変更せず、必ず確認を取る

■ 他職種との干渉を防ぐ

  • 電気・内装・設備職と作業時間や動線が重なるケースあり

  • お互いの作業を尊重し、干渉・破損リスクを減らす調整が必要

■ 資材の保管状態

  • 長尺物や重量物の転倒防止策(木当て、テープ固定)

  • 雨天時の養生(シート・カバー)による材料保護


4. 時間と効率の管理:段取りと柔軟性

■ 資材到着時間の把握

  • 無駄な待機時間を防ぐには、搬入順・時間の把握が不可欠

  • 運搬車両やリフトとの連携もポイント

■ 適材適所の人員配置

  • 作業内容に応じて、体力・熟練度を見た役割分担

  • 初心者は経験者のサポート下で作業させる


5. 精神面:集中力と責任感

■「いつもと同じ」が事故を招く

  • 慣れた作業ほど気を抜かず、毎回慎重に

  • 「ちょっとだけ」「あとでやる」が重大事故の原因に

■ 疲労と無理のサインに注意

  • 長時間作業や炎天下・寒冷下では、体調管理が最優先

  • 無理をしない。報告・相談を怠らない文化が大切

 

 

そして弊社では一緒に働く仲間も募集をしております♪

 

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