皆さんこんにちは!
株式会社秀英舎、更新担当の中西です!
~可視化・改善・サステナで現場を進化させる📱📊♻️~
デジタルと改善の小ワザで「遅れない・壊さない・待たせない」を実現する方法を、具体ツールと運用例でまとめます。大がかりなシステムなしでも、写真・QR・チャット・テンプレの組合せで驚くほど現場は変わります。🚀
積込写真:荷姿・ラッシング・番号。
到着写真:ゲート・養生状況。
設置写真:フロア図と一緒に仮置き状態を撮影。
すべてに時刻と場所を自動刻印して共有。責任分界の明確化と改善の種が一度に手に入ります。💡
入荷シールにQR(品名/数量/階/ゾーン)。
読み取り→置場ラベル印刷→棚札貼りで、**“この山は誰の何枚”**が一目瞭然。
棚卸もスマホでピッと。不足・余剰を朝の5分で把握。
📈副産物:欠品・誤納のパターンが数値化され、再発防止の議論が“感覚論”から解放されます。
グループ:元請・内装・設備・電気・搬入・警備の混成。
固定フォーマット:「階/ゾーン/品目/数量/希望時刻/制約」。
通知ルール:“変更は赤字”、“確定は✅”。
📣効果:**「10:00→10:30へ」**が瞬時に共有され、便割り・人員の再配分が即時に。
基準ダイヤに10〜15分のバッファ。
便間隔は短く詰めない。30分以上のクッションで事故を防ぐ。
混乗禁止(階混在)を徹底し、降ろし混乱を消す。
🧭心得:「“詰める勇気”より“空ける覚悟”」。結果的に全体が速くなります。
搬入経路図(高さ制限・狭幅員・段差)
階別配置図(仮置きレイアウト)
資材一覧(寸法・重量・天地無用)
17時までに5分オンラインで確認。写真1枚で現場の“想像不足”を解消します。🎯
上締めだけでは滑る:摩擦係数0.4の床で横加速度0.5g想定。対向締めを併用。
角当て+ゴムで剪断に強い面を作る。
台木は同材・同寸でペア。高さ差は“割れ”を呼ぶ。
増し締めトリガ:出発10分後/高速進入前/雨後。
🧱結果:搬入起因の欠け・割れが目に見えて減ります。
曲がり角:内輪差シミュレーションをタブレットで可視化、同じ画面を誘導員と共有。
段差:鉄板+ゴムでなだらかスロープ。モノは壊さず人も楽。
長尺:先頭・中間・後尾で**“3点保持”**、掛け声で歩調を合わせる。
上層階:ELV待ちを階段搬送チームで吸収。交互運用で待機ゼロへ。
💬合図:「いきます」「どうぞ」「止め」——短く、全員が同じ言葉で。
破損発見:触らず写真→位置特定→共有→原因仮説→置場分離。
遅延:代替動線(階段・別ゲート)で再計画、後続便へ即通知。
人員不足:隣接階から融通、昼休みのシフト前倒し。
📌大事:沈黙が一番のロス。小さな遅れも即報告が正義です。
リターナブル養生材(角当て・ゴムマット)を回収箱で循環。
アイドリング5分ルール+定速走行で燃費改善。
資材ゴミ分別:パレット・PPバンド・発泡スチロールを現場内で分ける。
静音キャスター/防振マットで夜間苦情ゼロへ。
🌱見える化:月報にCO₂削減量(推定)と再利用率を載せると、入札と採用に効きます。
採用:現場の“社会的意義”を語る。**「あなたが運んだ資材が病院の一室になる」**は強い動機。
教育:1日目は成功を設計(軽量→中量→重量の順)。
評価:無事故・報告の速さ・改善提案をポイント化。
家族向け現場見学で理解者を増やす。
🌟文化:「ありがとう」を可視化(日報に“称賛欄”)。現場は褒め合うほど速く、強くなります。
施策:QRラベルで売場番号=置場を紐づけ、売場マップを全員のスマホへ。
運用:先行便で通路養生+サイン設置、本隊はワンウェイ動線で逆走ゼロ。
結果:待機ゼロ/破損ゼロ/開店前仕上げ完了。ポイントは**“現場全員が同じ地図”**でした。
置場に**A3の“今日の完成図”**を貼る。
ELV待ちは**“今の待ち時間”**をホワイトボードで見える化。
転倒リスク2m以内は赤テープで囲う。
手指・声のサインを3語だけに統一する。
終業5分の振り返りで「良かった1つ/直す1つ」を必ず出す。
どれも無料 or 低コスト。でも効果は絶大です。
アプリやQRは目的ではなく、段取り・安全・品質を強くするための手段。可視化→共有→即断のサイクルを回せば、現場は遅れず・壊さず・待たせずに前進します。荷揚げは今日も、明日の出来形をつくっている——現場を進める最初の歯車として、私たちはもっと誇っていい仕事をしています。💪
そして弊社では一緒に働く仲間も募集をしております♪
お問い合わせはお気軽に♪
![]()
皆さんこんにちは!
株式会社秀英舎、更新担当の中西です!
~段取り・安全・品質で現場を前に進める️~
建築・内装・設備の工事現場では、資材が「必要なときに・必要な場所へ・必要な姿で」届くことが品質と工期の大前提です。荷揚げ(揚重)は、その前提を支える縁の下の力持ち。石膏ボードや軽量鉄骨、配管・空調機、サッシ、床材、什器、OA機器……重量物から繊細な高額機器まで、搬入→水平移動→垂直搬送→各階仮置き→仕分け→集積を一気通貫でこなします。今回は、荷揚げ業の実務を「段取り・安全・品質」の三本柱で深掘りし、現場で“今日から効く”具体策をまとめます。
資材情報:品目・数量・寸法・重量・梱包形態(パレット/バラ/長尺)・天地無用/横倒し禁止などの条件を確定。
現場条件:搬入動線、ゲートサイズ、エレベーター台数と積載、階段有無、クレーン・マストの可否、養生範囲、騒音・時間帯制限。
工程接続:内装・設備・電気の作業予定と干渉を洗い出し、“どの階の・どのゾーンへ・何時までに”を秒単位で落とし込みます。
コツ:発注元に「品目別の“最小割り付け単位”」を聞き出す(例:石膏ボードは“1区画=30枚”など)。置き場過多や不足を防げます。
便割り:混載せず「階別」「ゾーン別」に分便。早着・遅延の揺らぎを吸収するため、先行便は軽めに、後続便は調整枠に。
ラスト10m:ゲート〜仮置きまでの床レベル差、スロープ角、扉の有効幅、突起物。**“ドアノブ1本の出っ張り”**が動線を殺すことも。
待機所:近隣への騒音配慮と駐停車ルールの事前合意。警備会社とも連携して“詰まり”をゼロに。
ポイント:「先に降ろす順」=「荷台で最後尾」。積み順を現場の置場順へ反転設計します。
床:コンパネ+ノンスリップマットで二層。曲がり角は耳当てを追加。
壁・開口:角当てコーナー、支柱式プロテクタ。ドアは外して保管するか、仮蝶番でフルオープン化。
養生の色分け:共用動線は青、資材置場は緑、危険部は赤など視覚ルールで事故を減らす。
✨効果:養生の“上質感”はそのまま元請・施主の信頼に直結。写真記録も忘れずに。
荷物用ELV:積載・内法・かご高さ・床耐荷重を計測。偏荷重禁止、養生板のたわみにも注意。
マストクライマー:外壁足場と干渉しない計画と風速基準。夜間は作動停止ルール徹底。
チェーンブロック/チルホール:小規模改修や階段のみ現場の切り札。吊点の構造確認と二重掛けが鉄則。
️風対応:外部揚重は風速10m/sで中断基準。タグライン併用で振れ止め。
台車の車輪径=段差×4が目安。静音ゴムで夜間騒音を削減。
ハンドリフト:パレットものは差し込み方向を統一し、ピボット回転の余地を確保。
ミニクローラ:重量機器の室内搬入で活躍。床養生は荷重分散板を必ず。
人の動き:押す>引くが基本。背面確認員を置けば接触事故が激減。
先使い手前、後使い奥。ラベルは“廊下側”に向ける。
積み高さ:胸下(1,000〜1,100mm)を上限に。高積みは倒れリスク増。
ボード:同一ロットで1山。色味差混在は後の手直しを生む。
配管・ダクト:曲げ半径を守る枕木配置。
証跡:置場完成ごとに写真+配置図を共有。後工程との“場所取り”揉め事を撲滅。
朝礼でKYT(危険予知):落下・挟まれ・つまづき・過荷重を具体化。
TBMは各タスク開始前に3分:役割・動線・合図を即共有。
指差し称呼:「手元良し、足元良し、上良し、周囲良し!」。声が現場のテンポを整える。
熱中症対策:WBGT計測・塩タブ・日陰ローテーション。無理をしない勇気が命を守る。
外観:傷・角欠け・箱つぶれを荷卸直後にチェックし相互確認。
数量:指差し読み上げと二重チェック、差異は即連絡。
配置:施工手順の流れに沿って“次に手に取る順”で並べる。
報告:完了時はフロア図+写真+不足・破損リストを即送信。**“報告の速さ=信頼”**です。
条件:荷ELV1基、近隣騒音厳しめ、0:00〜5:00。
設計:先行便は雑材・養生材、2〜4便で階別パレット、最終便に予備+不足吸収。
成果:待機ゼロ/苦情ゼロ/翌朝の内装工“即着工”。鍵は先行養生と階別ラベル、便間隔の固定でした。
新人教育:まずは台車と養生。1日で成功体験を。
ベテランの暗黙知を動画SOP化(30秒×1工程)。
評価は“速さ”だけでなく再現性と無事故を重視。
文化:挨拶と報連相の“当たり前”が、クレームを未然に消します。
段取りで渋滞を消し、養生でクレームを消し、合図で事故を消す。荷揚げは単なる運搬ではなく、工事全体の歩調を整える仕事です。今日の一便が、明日の出来形を決める。正しく速く、そして美しく——それが現場が求める荷揚げの価値です。
そして弊社では一緒に働く仲間も募集をしております♪
お問い合わせはお気軽に♪
![]()