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秀英舎のよもやま話~“揚重を強くする”~

皆さんこんにちは!

株式会社秀英舎、更新担当の中西です!

 

~“揚重を強くする”~

人手不足、短工期、複雑化する現場。荷揚げはデジタル×標準化で一段ステップアップできます。ここでは、予約→入庫→縦横搬送→引き渡し→可視化まで、“摩擦を減らす”実装例を紹介します。


1|配車DX:来る・積む・上げるが一気通貫 🚚📍

  • スロット予約アプリ:30分単位の受入枠。ジオフェンス通知で到着15分前に自動アラート。

  • 電子伝票(QR):受付→ホイスト→フロア受渡まで1枚のQRで追跡。

  • 混雑ヒートマップ:時間帯×ゾーンの待機分布を可視化→翌日リスケに反映。

💡 効果:待機▲30〜50%/問い合わせ電話▲90%/誤配ゼロ


2|現場標準:だれが来ても同じ品質 🧱📘

  • ラベル規格:品名/階/ゾーン/重量/設置向き(⬆︎)をA6耐水で統一。

  • 固縛テンプレ本数・位置・締付順を品目別に図解。

  • 合図カード:停止・巻上げ・徐行・非常停止の絵+短文を掲示。

  • 動線カラー:縦=青/横=緑/危険=赤。テープとサインで迷わない。

📎 新人でも初日から回せる状態をつくるのが標準化の目的。


3|センサー&記録:壊れる前に止める 🛰️🧠

  • 荷重ピン・傾斜センサー過荷重・傾きをアラート。

  • 風速・WBGT連動運転中断基準を自動通知。

  • 電子黒板入庫→揚重→設置の写真を時系列保存、1年保管でトレーサブル。


4|KPIで回す“揚重ダッシュボード” 📊

  • 平均待機時間/サイクルタイム/1便当たり積載率/破損率/歩行距離

  • 日次レポート:天候・人数・台数・遅延要因・改善点を1ページに。

  • 週次会議:数字→原因→施策→担当→期限の1行フォーマットで意思決定。


5|“止めない仕組み”——BCPと近隣配慮 🧭🧯

  • 迂回ルートと代替搬送(ホイスト停止時=ミニラフター/階段昇降機へ)。

  • 停電・豪雨時作業中断→再開手順をマニュアル化。

  • 騒音管理:夜間は静音キャスター・防振マット・小声合図、掲示で近隣へ“今日は○階搬入”を告知。🔇


6|“30日で変える”改善ロードマップ 🗺️⚙️

  • Day1–7:受入スロット表・QRラベル・合図カードを導入。

  • Day8–14:固縛テンプレ&動線カラーを全フロアへ。

  • Day15–21:ダッシュボード稼働(待機・破損・積載率の3指標)。

  • Day22–30:ハイボリューム日の先出し棚+前夜仕分けでピーク平準化。


7|事例:14階建てマンション内装期のDX導入 🎯🏢

  • Before:朝の受入集中で1時間待ち、誤配と破損が散発。

  • 施策:スロット予約、QR追跡、合図カード、先出し棚、夜間前仕分け。

  • After待機▲46%/破損ゼロ/職長の移動距離▲31%/内装班の残業▲22%
    → 仕上げ期の手戻りが激減し、引渡し前の“駆け込みストレス”が消失。✨


まとめ ✨

荷揚げ工事は、DX×標準化×安全設計で“待ち時間ゼロ・破損ゼロ”に近づけます。
予約→入庫→搬送→引渡→見える化を一本の線に。
「今の現場で何から?」に即答するなら、スロット予約とQRラベルから。私たちが導入から運用まで伴走します。📲🏗️💪

 

 

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