
皆さんこんにちは!
株式会社秀英舎、更新担当の中西です!
【現場を動かす“縁の下の力持ち”】
高層ビル、商業施設、マンション、イベント会場――これらの空間が完成するまでには、さまざまな作業が組み合わさっています。その中で、目立たないけれど極めて重要なのが「揚重(ようじゅう)」という作業です。揚重業者は、建設現場に資材を運び込み、作業効率や安全性を支える“縁の下のプロフェッショナル”なのです。
今回は、揚重とは何か?その社会的背景と専門性、そして現場での役割について深く掘り下げてご紹介します。
目次
「揚重」とは、建設現場において建材・機材・資材を指定の場所に搬入・搬出・配置する作業のことを指します。単なる“荷物運び”ではなく、**重量物や大型資材を“安全かつ効率的に運搬する専門作業”**です。
仮設資材や内装資材の搬入・搬出
建設現場の階層間での資材移動
エレベーターやクレーンを用いた荷揚げ作業
作業後の現場清掃・整備
資材が所定の位置に時間通り届かないと、内装・設備工事が進まない
建設全体の工程管理に直結する“基盤業務”
重量物や長尺物は取り扱いを誤ると重大事故につながる
専門業者が“適切な搬入手順”を知っていることで現場全体が安全に
左官、配管、電気、内装など各工種の作業を“スムーズに始められるよう段取り”をする役目
搬入経路の確認と最適な順番の組立て
資材の種類による持ち方・置き方の工夫
他作業者とのタイミング調整
小型移動式クレーン、玉掛け、高所作業車などの操作資格
建築現場での安全衛生講習・KY(危険予知)活動への参加
技術職・施工管理に比べて注目度が低いが、建設現場に不可欠な作業
若者・外国人技能実習生の受け入れで担い手の確保が課題に
超高層建築の資材搬入は計画と実行の高度なバランスが求められる
建材の大型化・重量化により、揚重の重要度はさらに増している
自動搬送ロボット、昇降式台車などの導入が進む
ただし、現場ごとの柔軟対応や判断力は人間にしかできない部分も多い
建設現場で“あって当たり前”の資材が“誰によって、どうやって”運ばれているのか
その見えない努力を担う揚重業者こそ、現場のリズムを作る存在です
そして弊社では一緒に働く仲間も募集をしております♪
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