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秀英舎のよもやま話~荷揚げ業が変わる!~

皆さんこんにちは!

株式会社秀英舎、更新担当の中西です!

 

~荷揚げ業が変わる!~

 

 

荷揚げ業界は今、労働環境の改善・機械化・施工スピードの向上などにより大きく変化しています。
特に都市部の大型建設現場では“荷揚げの質”が工程全体を左右する時代です。

ここでは、 現場の課題・最新の搬入技術・労働改善・今後求められるスキル を深く解説します。


■ 荷揚げ業の現場課題とは?

① 作業の「重労働化」

石膏ボードは一枚20〜35kg。
LGSは長く、束になると非常に重い。
設備機器は50〜100kg以上。

職人への身体的負担は大きいのが現実です。


② 現場の時間制限

搬入できる“搬入可能時間”が厳しく決められている現場が増えており、
短時間で確実に終わらせる技術が求められます。


③ 他職との干渉

電気、設備、内装、外装など多くの職人が同時に作業しているため、
衝突・動線の被りによるリスクも増えています。


④ 物量の増加

高層建築・大型施設では、運ぶ物の量が桁違い。
荷揚げ屋の段取り次第で工事全体の効率が変わります。


■ 荷揚げの世界を変える“効率化の最新技術”⚙️

現場は今、確実に進化しています。

■ ① 電動アシスト台車・パワーアシストスーツ

重い資材も少人数で運べる時代へ。

  • 腰の負担軽減

  • 階段でのサポート

  • 包丁材や建具の持ち運びがスムーズに

「人力×機械」の組み合わせが主流になりつつあります。


■ ② ホイスト・モノレールの高性能化

高層階への搬送スピードが劇的にアップ。

  • 自動停止

  • 過重量センサー

  • 落下防止機構

安全性が飛躍的に進化しています。


■ ③ 資材仕分けアプリ

搬入担当・原価管理・現場監督が連携できるアプリが増加。

  • 搬入量

  • 仕分け場所

  • 搬入時間

  • 材料種類

  • 作業完了報告

が一目でわかり、搬入ミスが激減。


■ ④ 建設用エレベーター(工事用EV)の進化

広さ・容量・速度が向上し、荷揚げ効率が大幅アップ。


■ 荷揚げ業の“安全対策”が重要視される理由⚠️

荷揚げは重労働で危険も伴うため、安全対策が業界全体で強化されています。

  • 足元養生

  • 階段の滑り止め

  • 転倒防止の縛り

  • 声かけのルール化

  • 資材置き場のゾーニング

  • 作業半径の確保

「安全が確保できる段取り」を作れるのがプロの荷揚げ職人です。


■ 次世代の荷揚げ職人に求められるスキル️

◆ ① 動線改善のセンス

どの順番で、どのルートで運ぶべきか瞬時に判断できる力。


◆ ② 資材知識

石膏ボード・建具・配管・木材・住設…
種類を知ってこそ最適な持ち方ができる。


◆ ③ チームワーク

“荷揚げはチームの質で決まる”と言われるほど重要。


◆ ④ 肉体管理

体が資本。
ストレッチ・食事・筋トレ・休息も含めたセルフケアが必須。


◆ ⑤ ITリテラシー

アプリ報告・QR管理・電子指示書が増えているため、今後は必須スキル。


■ 荷揚げ業の魅力✨

  • 終わった時の達成感が圧倒的

  • 現場がスムーズに進むのは自分たちのおかげ

  • 職人から頼られる存在

  • 運動好きには最高の仕事

  • チームでやり遂げる楽しさ

何より、建物が完成していく瞬間に立ち会える誇りがあります。


■ まとめ

荷揚げ業は過酷な面もありますが、同時に技術・段取り・連携・安全意識のすべてが問われる“専門職”です。

建設現場の最初の工程を支える、なくてはならない存在。
そして今、最新技術の導入によって大きく進化し始めています。

これからの荷揚げ職人は、
「人の力×機械の力×知識」 を組み合わせた、よりスマートで強いプロ集団へと変わっていくでしょう✨


そして弊社では一緒に働く仲間も募集をしております♪

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